顎関節症とストレスの関係

顎関節症で口をあけられないとか、顎が痛むという症状は顎関節症の序章に過ぎない。顎関節症による顎関節の歪は、やがて身体の負担となるストレスとして全身の関節へ影響していくのです。

顎関節はぶら下がった関節

顎関節症を起こす顎関節には身体の他の関節にあたるような支点がありません。通常、人体の関節には明確な支点が存在しています。顎関節の下側、つまり下顎は頭蓋骨に筋肉でぶら下がっているような形なのです。顎関節には支点がなく、ぶら下がったような関節ということは、ある意味かなり自由度がある関節ということになります。

顎関節は影響を受けやすいから

顎関節がある程度、自由度がある関節ということは前後左右だけでなく斜めであっても、ずれたままの状態を維持できるわけです。そして顎関節が他の関節と違い、ずれたままの状態で維持できてしまうこととは、関節に自由度がある反面、全身の歪の影響を集中的にストレスとして顎関節が受けてしまう欠点にも繋がりますし、逆に顎関節の歪が、身体全身の歪や身体への負担となるストレスにも繋がるのです。顎関節の歪で生じる顎関節症が口が開かないとか顎がコキコキ鳴るとか顎が痛い程度のものであれば、もちろんこれらの症状を軽視するわけではないのですが、顎関節症による多大な影響度から考えると、まだまだ小さいレベルなのです。すなわち顎関節症による弊害は、もっと深刻な病状を引き起こしやすいと考えるべきなのです。

ストレス負担が顎関節の許容範囲を超えるとき

ここで身体の歪が関節にストレスとして負担が掛かると機械的に考えれば、全身の歪のストレスは身体の中で最も自由度がある顎関節がストレスのクッションとして吸収しやすいことになります。そして顎関節が吸収したストレスが顎関節の顎関節症になる許容範囲を超えてしまえば顎関節症を引き起こし、顎関節そのものの許容範囲を超えたストレスは顎関節の次に自由度がある関節へ歪というストレスを発症させ、その結果、顎関節症が顎の痛みだけでなく、頭痛やめまい、肩こりなどの症状を起こしてしまう可能性に繋がるのです。

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